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2014-12-17

年の瀬だぁ。 ホリデーシーズン雑感。

さむ~~くなってきましたね!!!!!!!!!!



朝のヒンヤリ感が、まさに冷凍庫!!!!



20年前には、冷凍庫の方が暖かかったウィスコンシン州に好んで住んでいたなんて、、、。 



若かったんだなーとシミジミ。  日本で言う網走ぐらいの緯度でした。  現在、北海道に低気圧が停滞しているようですが、映像を見ると、ウィスコンシン時代を思い出します、、。 




さてさて年の瀬も押しせまり、長女の受験生活も佳境を迎え始めました。  とは言っても何と言っても、やっぱり帰国子女なんですよね。    いろいろなところで優遇されてるような、、、。   羨ましいなーーーーと、娘の人生ながら指くわえてしまいます、、、。 



それでもサイキン親であるわたしも巷で評価していただける場面に遭遇することがあって、嬉しい限り。  



何と言っても、アメリカ生活、アメリカ文化、アメリカ人の中にどっぷり浸かりながらも、日本語教育、そして日本人としてのアイデンティテイーを保つための子育てには、相当の努力と力を入れましたから。



日本に帰国して2年。 むすめたちの帰国子女としての日本語力がわかっていただけるところでは、かなりの高評価をしていただいて、それが形となって現れてきています。   それでもって、「お母さん、がんばりましたね!!」のコメントには涙しそうになりました。



年の瀬のありがたいギフトです。   日本に帰って来れて本当に良かった!






とはいっても、この年の瀬。  アメリカでいうホリデーシーズン。  11月末の感謝祭から始まって、街はクリスマスな雰囲気で一色に染まります。   あの脳天気なカリフォルニアでさえ、神聖なるおもむきと荘厳な空気が漂うのです。



四季がない、と言われるカリフォルニアで大好きな時期でした。   しかも雨季で、曇り空に暖炉の煙突からの煙がゆらぐんです。  夕暮れの近所に飛び出すと、焚き始めた薪の香りが漂い始めて、何とも言えない冬の香りのひとつでした。



州によっては、それらの暖炉の煙害からの空気汚染を防ぐために、煙突使用を禁止しているところもありました、が。 


確かに、ね。


我が家にも古い暖炉があって、大家さんに使ってもいいよ、と言われてましたが、煙突掃除やらスス処理やら薪の手配やら、日本人夫婦のわたしたちには無理、キャンプで火を焚くからいい、と一度も使用しませんでした。



それと冬の風物詩は何といっても、感謝祭が終わるやいなや、街の至るところで、モミの木が売り出されることでしょう。   気に入ったモミの木を選び、それを大きなお父さんが車の屋根にくくりつけてこどもたちと一緒に家に運び込む、というのが定番です。


それも日本人夫婦のわたしたちには無理!と、眺めるにとどまり、新婚時代に購入した少し大きめのプラスチック製の日本だったら普通のクリスマスツリーを使い続けました。


それでも、アメリカ生活が長くなり、アメリカ人のお宅にホリデーシーズンに招待されたりすることが増え始め、生のモミの木を特別な目で見るようになっていきました。   何せ、香るんです。  モミの木が。   あの芳香。  何とも言えないモミの香り。  これぞ、クリスマスな香りなんだなと。  家中に広がるモミの木の香りと暖炉からの薪の匂い。  そして独特なホリデーシーズンのキッチンからのアロマな香り。



日本に戻る前の最後の数年。  一度は生のモミの木を買ってみるべきかどうか、かなり悩みました。   あの風物詩を在米20年近くの我が家でもやるべきか。



天井まで届くようなモミの木は日本ではお目にかからないだろうなぁと。



それでも生のモミの木への想いをとどまらせたのが、あるアメリカヨギーたちのネット談義。



毎年毎年、モミの木を切り倒し、シーズンが終わればゴミとして処理(実際にはリサイクルされていたようですが。)されてしまうなんて、あまりにもエコじゃない!!!   地球温暖化を加速させる!などなど。



確かに、ね。



反論側としては、あのモミの芳香を味わえないホリデーシーズンなんて、アメリカ人として失格!!!   しかも量販店で売られているプラスチック製の嘘のモミの木なんて、大概は中国製!
製造過程で、有毒をまき散らし、しかもうっかり子どもが舐めたりしたら、毒を舐めるのと一緒!!


などなど興味深いヨギーたちのディスカッションが繰り広げられていました。



両方の意見はごもっとも。



我が家のフェイク(ウソ)なツリーは確かに環境に悪いプラスチック製、、、。 





悩み続け、夫に相談。 



もし生のモミの木を買ったら、車の屋根に乗せて運んでくれるか?




          速攻却下。 




そして諦めがつきました、、、。






その後、日本に帰国。 



 土着して2回目の冬。  アメリカ帰りとしては、やはりクリスマスツリー装飾は譲れない。



日本のIKEAという家具屋さんで、生のもみの木を毎年扱っている情報はゲットしていました。
http://matome.naver.jp/odai/2135260096453995401




アメリカのそれと比べると、とってーーーも、小ぶりなカワイイツリーではありますが、本物は本物。



シーズン過ぎたツリーのリサイクルもしてくれて、その上、換金してくれる! 



早速見に行ったりしたのですが、人気なようでタイミングを逃すと売り切れになってしまっていたり、貧弱な木しか残っていなかったり、、、、。   いわば賭け。



毎年、となるとそれも考え物、、。



やはり人口もみの木を手にするべきか。



クリスマスツリーごときで考えあぐね、もしやと思いホームセンターの植木売り場へ。






あったーーーーーーーー!!!!!!   根っこ付きのモミの木!!!




それからは、数軒のホームセンターを渡り歩き。



最終的に、大きな植木市場でお手頃サイズ、お手頃価格の状態の良さそうな木を発見!




購入に至りました。


2013年購入














これだったら、車の助手席で運んでいけるし、毎年捨てるわけじゃないし、プラスチックでもないから有害でもない。  我が家のベランダでも十分収納可能。


アメリカの天井に届くような代物ではないけど、ここは日本。   求めていた芳香は十分味わえる♪






一年の時を経て、ベランダでも十分スクスクと育ってくれ、新しい芽も出し、昨年より若干大きくなりました。


本物♪

装飾前
娘・装飾





























満足・満足。



あと何年お世話になるかなぁー。



重くなって、手におえなくなってくる頃にはむすめたちも手が離れているでしょうし、その頃にはちゃんとした土に植え付けたいとオモってイマス。    いつのことやら。







ダラダラと書き連ねましたが、おそらくこれが今年最後の更新。




みなさま、どうぞ良いお年をお迎えくださいませ♪♪