クラススケジュール

2013-09-29

日本の夏と横浜ヨガフェスタ2013・チャクラバランスセッション

早いもので、もう10月になってしまいそうです。


晩春に引っ越しを果たし、久しぶりの日本の夏を存分に堪能致しました。


世界遺産に登録された平泉・中尊寺へ歴史探訪





これまた世界遺産、白神山地へ自然探訪
ブナ林




マザーツリー



東北への旅、最大の目的である、ドキュメンタリー映画「地球交響曲」にて紹介された、癒しの宿、「森のイスキア」へ。


佐藤初女さんの梅干し。樽からだしてくださいました。


心づくしのお食事
最高の温泉でした。




そんなこんなで、娘たちの日本着地を最優先に過ごし、超カメスペース、マイペースでヨガの世界を日常に取り入れています。


先日横浜で行われたヨガフェスタでは、アメリカで出会った感動のエッセンシャルオイル、doTERRA社のオイルブース出展手伝いを致しました。


アメリカからの出展です。

サンディエゴのヨガカンファレンスで知り合い、それ以来のおつきあいです。










 オイルを売ることにあまり積極的でないわたしですが、doTERRA社の理念、そしてオイルの素晴らしさは太鼓判ものです。出会った彼女たちの熱意に負け、出展のお手伝いの決意を致しました。


そしてヨガフェスタ出展後は、青山 doTERRA社にて、チャクラバランスセッション、アーユルヴェーダセッション、ZYTOスキャンを使った健康チェック、アロマタッチハンドマッサージの方法などを参加者の皆さんと分かち合いました。







エッセンシャルオイルを使った、チャクラバランスセッションは特に人気で、ヨガフェスタでもオプションのつもりで設けたのですが、お声をおかけしたほぼ98%の方々が5分後にはマットに寝ていて、セッションを受けてくださいました。


今後はもう少し体系的な形でチャクラのことが学べ、応用としてバランスを整えていくことが楽しめるようなクラスを設けていけたらと考えています。


チャクラバランスセッションを今後お受けになってみたい方、ご興味のある方、ご遠慮なくこちらまで連絡ください。  














2013-03-05

啓蟄とヨガ本

すっかり春めいてきた日本です。


あちらこちらで「春」が感じられる。


こんな季節感は、かなりのご無沙汰です。


日本に戻って半年を過ぎたというのに、未だに、何気ない季節の変化に小躍りしています。


先日は、スーパーで、「こごみ」に「タラの芽」を発見!  


感動してしまい、早速、お浸しと天ぷらにして頂きました。  おいしかった。


雛の節句には、例年通り、雛寿司や茶碗蒸しなどこしらえましたが、何と言っても、簡単に「蛤(はまぐり)」が手に入ることに、これまた感涙。


今年は、本当の「潮汁」を娘たちに味あわせてあげれました。


春の訪れと共に良く耳にしたのが、「啓蟄(けいちつ)」という言葉。


今年の日本では3月5日がその日に当たるそうで、冬眠していた虫が穴を開いて動き出す日のことだそうですね。


そんな言葉があったなんて知らなかったなーー。


今年は例年にない寒さだったらしく梅の開花も遅れているそう。    それと共に、「花粉の飛散率」もすごいそうで、、、。


2月中は私自身もめずらしく体調を崩してしまい、こもる日々を過ごしておりましたが、ずっとやりたいと思っていた日本語での解剖学のおさらいに手を付けています。


日本語での解剖学のテキストをいくつか手にしましたが、その中でもピカイチなのが、理学療法士でもあるヨガの先生、中村尚人先生の書かれた、「体感して学ぶヨガの解剖学」













これ一冊で、ティーチャートレーニングのテキストになりますね。  


アメリカで学んだ解剖学の内容が、わかりやすく日本語で解説されており、とっても読みやすい。


所々に英語での言い回しもあり、最近では解剖学ですら外国の先生を招聘して学ぶことの多い日本のヨガですから、とてもタメになるのは間違いないです。













日本で細々とヨガのクラスを取り始め、何かおかしいんじゃないかな? と感じることが多かったのが、難しいポーズを取ることばかりに体が動いていたり、こういう動かし方ばかりを続けていたら肩を痛めるんじゃないだろうか? と疑問を感じることもあったり、、。
 

特に気になっているのが、シャクトリ虫のような状態で落ちていくチャトランガのやり方。


これが日本のやり方なのだろうか?と本気で思ったぐらい。  中村先生の解説では、このやり方は肩に負担がかかる、ときちんと述べられていて安心しました。

 
次に役に立ちそうなのが、レスリー・カミノフの書かれた日本語版、「最強のヨガレッスン」。


図書館で見つけ、レスリーの本は、アメリカで最初に取った解剖学トレーニングのテキストになっていましたので、思わずアマゾンで購入してみました。














日本語での解剖学用語にクラクラしましたが、たくさんのヨガポーズが網羅されているのは今後の参考書として役立ちそうです。


解剖学以外で現在はまっているのは、内藤景代先生の書かれた、「ヨガと冥想」。  内藤先生の本はわたしが中学生の頃に始めて出会ったイラスト付きのヨガ本が最初で、この本のおかげでヨガに出会ったと言っても過言ではないぐらい。  「こんにちわ、わたしのヨガ」だったかな?  今でも大切に保管しています。   「ヨガと冥想」は、先の本よりは、かなり奥深いです。 「今」 だから、この本が読めると思っています。














哲学書で日本語で書かれたお薦めは、田中 嫺玉さん訳の「神の詩ーバガヴァッド・ギーター」。






読みづらいと感じていた今までの訳本、「バガヴァッド・ギーター」が田中 嫺玉さんとの出会いで、闇が開けた気分でした。


他の訳本で????????が続く方には是非お薦めします。  人物相関図も非常にわかりやすい。

インドに向かう機内にすら持ち込み、 熟読してしまいました、、。


それでも、ギータが何だかとっつきづらいと感じる方 には、「マハーバーラタ戦記―賢者は呪い、神の子は戦う」を最初に読むともっと賢くなれるでしょう(?)。




これも図書館で最初に見つけ、しかも青少年コーナーにあった本なので、一切難しくありません。 (^^;)

「マハーバーラタ」は、大袈裟に言うと、インド人の聖書でもあり、日本人にとっての「君が代」???


マハーバーラタを最初に読んでから、バガバットギータに取り組むと、クリシュナとアルジュナの微妙な関係や、彼らをめぐる兄弟やら異父兄弟やらその妻をめぐる関係やら、何たらかんたらさまざな昼ドラだかソープオペラのような展開が事細かに明らかになってきて、わたしのやっている「ヨガ」って一体何だったんだろう?と再考させてくれる一冊かもしれません。


そんな感じで、こもりつつヨガの世界に浸ってしまっている訳ですが、「啓蟄」の季語にあるようにそろそろわたしも外に出て動き出さねばいけないとは思いつつ、、。


もう少し、この充電期間を堪能できたらと、間近に控える娘たちの春休みを前に思ったりしています、、。





























2013-01-17

煩悩打ち年越しと初雪




遅ればせながら、新年明けましておめでとうございます。


昨年は天体ショーが繰り広げられ、地球滅亡だマヤ説だと、いろいろと騒がれた年ではありましたが、無事新しい年の幕開けを迎えられたことに感謝です。 (^^;)


何十年かぶりでの日本での年越しは、家族とおそばを食べ紅白を観た後、近所のお寺に除夜の鐘を撞きに行きました。


 お寺の近くに着いた頃、鐘が鳴り始め、108回の回数に間に合うかねーとむすめたちと話しながら、鐘の数を数えながら大勢の有志の列に並び 鐘撞きの順番を待ちました。













除夜の鐘の108回は煩悩の数です。


インド帰りのわたしにとっては、とてもとてもタイムリーな数字であり、 大晦日の朝には娘たちに煩悩と鐘を108つ打つ意味を教え、インドからお持ち帰りしたマーラー(お数珠)を見せました。












インド産マーラーは、108つの珠が付いています。 プジャのような108回のマントラを唱える浄化の儀式において、このマーラーを片手に持ち、別の手で珠をなぞっていくのです。 そうすることによって、マントラを108回、間違いなく数えることができます。


108つの数字は、平たく言うと人間の持つ煩悩の数だと言われています。


煩悩とは、ヨガで言うサンスクリット語でのクレシャです。  ヨガティーチャートレーニングを取った方なら、必ずや直面する基本の課題ですが、このクレシャの根本は5つであり、自分の心の状態が自らを苦しみへと追いやっているのです。   それらの5つは、「我」であり、「無知」であり、「執着」であり、「憎しみ」、そして「生への固執」です。


これらを脱却することが本来のヨガ修行であって、巷でもてはやされている体を動かすヨガはあくまでもそれらの煩悩(クレシャ)を断ち切るための準備運動に過ぎません。   このクレシャから解放されたとき、解脱に至るといわれます。  凡人には 到底到達し得そうにない課題ですね。  (^^;)


なので解脱に近くなるまで今世で修行を積み、輪廻転生を繰り返すとインド的な世界では言われます。


そんな事を簡単に10代の娘たちに教えながら、除夜の鐘を撞きに大晦日の晩にお寺に参じた訳です。
 

家の近所にありながら、初めて訪れた寺でしたが、こちらのお寺は、真言宗系であり、日本の七福神のひとつである毘沙門天が祀られていました。  


仏教の由来はインドからですから、大概の神さまは、インド神 (とても大ざっぱな言い方ですみません。) からのものであり、毘沙門天は、 北位を守ると言われるヴァイシュラヴァナ神から来ています。


お寺に近づき、インド由来の香りを目にするだけで血が騒ぐワタシです。


参門(?)するやいなや、奥でお焚き上げが行われているのが見えました。  インドのプジャの儀式に似た光景に、改めて興奮してくる自分が居ました。  夜中に観るお焚き上げはこれまた荘厳というか迫力があります。


その手前では、鐘を打ち終わった方達に、けんちん汁が振る舞われていました。


初めて見る深夜の日本の大晦日の光景にむすめたちも興奮し、アメリカとは大違いだねーーと、眠気など感じていない様子でした。  日本ではクラッカーでパンパンやらないのか????という質問には思わず吹いてしまいました。  アメリカでしたら、12時を越えると至る処でパンパン聞こえる晩とは確かに大違いですね。  何せ耳から聞こえる音は、ゴーンゴーンですから。


そうこうしてるうちに順番が回ってきました。  グループ単位、家族単位でしたので、行列とは裏腹に無事に煩悩打ちに参加です。












お寺のボランティアの方々が何人か手伝われており、順番を誘導する人、 タイマーを持つ人、暗がりで足をひっかけないよう注意を促す人。


無事に所定の位置に着くやいなや、タイマーを持った方が、 「5、、、、、、 4、、、、、、3,、、、、、、、、」  とカウントし始めました。


慌てて煩悩を意識し、「2,、、、、、、1,、、、、、、、、、。 



ごーーーーーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

 

叩き割るんかい???? というぐらいの勢いで鐘が鳴りました。


むすめたちにも煩悩の意味が通じたのでしょう。 (^^)


鐘撞き堂から降りるやいなや、

 

「新年明けましておめでとうございます!!!!!  76回目でしたーーー!」




と、それはそれはさわやかな、その場にふさわしい方からのお声がありました。


「76回目?????」


「76回目だったの???????」


と、その数字で大騒ぎになり。


暖かい、けんちん汁を頂き、子どもにはお菓子のサービスもあり、思い出深い日本の年越しとなったようです。



日本人で良かったーーーーーーーーーー!!!!!





そして無事に新年を迎え、学校も始まりやれやれと一息ついていた矢先の先日の関東初雪。














カリフォルニアでも雪に触れる機会は充分ありましたが、実際の生活圏に雪が舞い落ちることなど有り得ず、、、、、、。


10年ぶりの大雪だったそうで、何も予定のなかった連休の最終日は子どもにとって、まさに天からのお恵み。


1時間もしないうちに、みるみると積もっていくさまを目の辺りにし、



「日本って楽しーーーねーーーーーー。」



住めば都。   どこに行っても何をしても心の持ちようだよ、なんて余計なことを口走りそうにもなりましたが、久しぶりの真っ白い雪には母も感動しきりでした。



むすめ作成 (^^;)
Posted by Picasa


その後の雪かき、路面凍結。  ごう音と共に屋根から雪崩のごとく落ちる雪にも閉口しましたが、何事も経験ですね。



本年もどうぞ宜しくお願い致します。