クラススケジュール

2010-12-31

台風一過!

黒豆を煮る準備を終えて久しぶりの更新です!!

だんなさまの家族が日本から見えて怒濤の2週間。


すさまじい日々でした。


ご一行到着した日は、予定通り午後にむすめたちを学校からピックし、そのままコスコ(日本名:コストコ)に寄って夕焼けのハンティントンビーチへ。

今回の旅行目的は、だんなさまのお義父さまの写真撮影旅行であり、付き添いは、運転手だったり、78歳のおじいちゃんの体調管理の為だったりと、全てはおじいちゃんの意思で動くことが決まっていました。


到着された日は、天気も良く、ご一行の体調も良く、ピアでの食事も楽しめて。

ただ気になっていたのはお天気。  翌日からはずっと雨マーク。    案の定、夜から雨が降り始め、同時に時差ボケによる疲れのためか、もともと入歯の調子の悪かったおじいちゃんの歯が痛み始めました。

到着した週は、まだ娘たちの学校があったので、天気も悪いこともあり、おじいちゃんは家で静養。
付き添い家族は、お買い物。  合間に娘たちの学校でのクリスマスパーティがあったりしました。


静養してもおじいちゃんの歯の痛みは治まらず、急遽、歯医者さんへ。   そこで抗生物質と痛み止めを処方していただき様子を見ることに。


おじいちゃんの歯の痛みとともに天気も悪化していくばかり。


アリゾナ・ユタ方面への旅行を計画していましたが、大丈夫??という状態になり、連日家族会議。

その間、いままで時間をかけて錬ってきたルート・ホテルなど全てキャンセル。  

お天気はずっと雨マ-ク。   いろんな方向での計画変更を検討しつつも、何と言っても、もう一度、グランドキャニオンの夕日が撮りたい!という、おじいちゃんの願いがあり、とりあえずは近場のラスベガスまで行って、様子を見て動こうという結論に至り、2日遅れで大雨の中、出発。


抗生物質が効き、歯の調子も良さげになっていたおじいちゃんを連れ立ち、ベガス手前のホテルでのバフェ。   昼間からワインも入り、上機嫌でお食事をしている最中、目の前でおじいちゃんが崩れるように落ちていきました、、、、、。


それからは救急車騒ぎになり、一時、ホテルのバフェも騒然。   英語でコミュニケーションの取れる私とだんなが入れ替わり立ち替わり、通訳で走り回り、おじいちゃんとだんなさんは救急車で病院へ。   意識もあり、痛みもないということで、最悪の状態は免れたと思いつつ、思わぬ事態にしばし動揺。

 何せあり得ない程の救急隊が到着したんです。


バフェの食事もよそに、病院のER(緊急治療室)へ車を走らせ、ようやくたどりついたERに入ってみれば、だんなさんの青ざめた顔が、、、、。





「おじいちゃんは大丈夫なんだけど、、、、。



デポジット5000ドル、、、、、、今、払えって。 (手付け金50万くらい?)」



ひえーーーーー!と思いつつ、おじいちゃんの命には代えられません。    付き添い家族がバタバタと、保険会社に連絡をはじめ、その日おじいちゃんはとにかく入院へ。


病院に泊まりになることも覚悟の上だったのですが、症状は落ち着いていたので、連絡先を残し家族は病院をあとに。 (何せ緊急だったので、病室が取れず、廊下カーテンベッドだったんです。)


近くのホテル、、、ということで、結局、ランチでバフェを食べたホテルが一番近く、そこで宿泊することに。  そのホテルがまた、新しく近代的で、棚からボタ餅状態の圧巻ホテル。   にも関わらず値段はお手頃。










翌日は病院で朝食をとり、だんなさんと交代で、検査で目白押しになるおじいちゃんの通訳。

 娘・付き添い一行はいろんな待合室で待機。



病院のカフェ  (We Are All a Part of One Another- 人類みな兄弟?)











MRI・心臓テストと続き、状態は全て良しとのことで、夕方、無事退院へ。  原因は、持病の薬など、歯の薬と一緒に飲むべきでなかったはずの薬を独自の判断で飲み過ぎていて血圧が下がってしまい、落ちていってしまったいうこと、、。      とりあえず、何事もなくて良かった、、、、。


病院の3階から・下では聖歌隊が歌ってます。



とりあえずその日は、ホテルからは出るな、ということで、これまたベガスでは眺めの良い、名物の噴水が真上から見れるホテルを写真好きのおじいちゃんのために予約。   これまた更なるタナボタホテル。  わたしたち家族だけだったら、泊まらないようなホテル。  おじいちゃんさまさまです。

病室、、じゃなくてホテルの部屋からの眺望


噴水と共に流れるBGMが部屋からも流れます。


ホテルに付いてきたチョコ。うまっ。




結局このままラスベガスで4泊、、。   途中、点滴で体調が万全になったおじいちゃんを連れ、近辺の山へ行ったり、金婚式のお祝いに買い物に行ったり、、。     お天気もようやく調子良くなってきました。  太陽を見たのは久しぶりな朝でした。


元気に写真を撮るおじいちゃん












孫と夜景をいそしみ。


天気が良くなり近郊の山へ



まるでセドナみたい
ラスベガスから40分


レッドロックキャニオンという場所です。
フィルム交換、、じゃなくて画像チェック中。
  

雨上がりの、墨絵のような美しさでした。


グランドキャニオンには連れて行ってあげられなかったけど、無事、皆揃って元気に日本に帰国してもらえたのは良かった。   また、自分の度量やら何やらかんやら試された日々でもありました。


おじいちゃんたちの旅にはまだオチがあって、帰国の日、最終チェックインを済ませたにも関わらず、飛行機の席が空いておらず、空港ホテルで足止めを食ったという、、、。   どこまでも計画倒れの、全ては思い通りには行かない、ということを思い知らされる事態でした。   結局、ビジネスクラスで翌日帰してもらい、飛行機代も全額返還になるそうです。    ホテルにしても天気にしても何にしても、いいのか悪いのかが、ごちゃまぜになった旅でした。  ちなみに今回の大雨は、カリフォルニアでは歴史上記録に残る12月の雨だったようです。


その後、驚いたのが病院からの請求額。  アメリカの医療費のバカ高さは聞いてはいるけど、ここまでとは、、、。      トラベル保険で全額カバーしてもらえるのを願うばかりです。



おじいちゃん一行が帰った後は、お友だちの誕生日会に招待されたり、招待したり。  今年は、どうしても学校のクラスメートを呼びたい、ということで、学校の親にトラウマのある私も、むすめが副会長になったのを機に、少しがんばろうと思い直し、むすめのクラスメートをお泊まりに招待しました。


皆、親はPTAやってる、中にはキンダーのときに無視されてしまった親の子もあり、、、。  すごーーく複雑な思いだったのですが、意を決して連絡を取りまくり。    みな、楽しみにしていた、と快く丘から下りてきてくれました。  (こちらのご子息、お宅が山の上だったり馬がいたり、、と、あくまでもやりづらい環境。)

巻き寿司の作り方を披露中。

海苔だの、寿司飯だの嫌がるかと思い、ミニハンバーガーやピザも用意していたにも関わらず、皆、お寿司を食べ慣れている子ばかりで、「海苔、大好き!」と、意外な展開へ。

10歳、11歳の世界のはずなのに、わたしよりも大きい子もおり、圧迫感を感じながらも喜ぶ娘のために、がんばりました。

足が26センチの子もおり、、。 上はだんなの足。


 娘も誕生日を迎え、大きくなったなーと感慨深いものがありますが、この数週間で、わたし自身も成長した気がします。 (体じゃないよー)


来年は気分新たにまた、ヨガの世界を邁進したいです。


どうぞ良いお年をお迎えください。



ps。 素敵なクリスマスカードをくださっている皆さま、 何も送れていなくて本当にごめんなさい!   みなさんの暖かいカード、堪能しています。   連絡しますので待っててくださいね。

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