先日、シニアヨガ春クラスを終了させていただきました。
小人数でこじんまりと和気あいあいとしたクラスでした。
特に要望はしていなかったものの、時折わたしが差し出すヨガブロックに興味を持たれ、持っていらっしゃらなかった方全員が、一緒にヨガブロックやちゃんとしたストラップ(ヨガヒモ?)を途中で購入してくださったりしました。
おかげでシニアヨガクラスを初めて開講した昨年の夏には、想像し得なかったようなバラエティに富んだ内容を提供することができました。
最初の頃の予定では、主に椅子だけを使う予定だったのが、マットに寝転がってみるようになったり、マットに伏せる体勢を取れたり(子どものポーズ)、壁を使ってみたり、果ては椅子とブロックを両方使ったりと、思わぬ展開を繰り広げることが出来ました。
ジャヌシルシャサナ(座位で片足の裏を隣の足の腿の横に付け、顔を膝に近づけるポーズ)をブロックと椅子を使って膝と頭を補助してもらい、みなさんきれいにポーズを取ってもらい深い呼吸に入ってもらったときには、わたし自身が感動してしまいました。 (カメラ持っていなかったのが残念!)
補助具なしの図 |
80歳を過ぎた方が3人いらっしゃったにも関わらず、みなさん一日もお休みされず、日に日に生き生きとされてくるのが手に取るように感じることができました。
本当にハツラツとされてきて若返ってくるのです。 とてもとてもシニアクラスとは思えなかったです。
生き生きとした笑顔に、深い呼吸と共に力強く動かれる姿は、その方の高校時代の姿が目に浮かんだり、子育てで忙しく動き回っていたであろう頃が想像できたりと、わたしの方がとんでもないエネルギーを皆さんからいただきました。
日本、アメリカと日系人としてたくましく「生き抜いてきた」エネルギーです。
みなさん生まれは日本で、戦時中は日本で過ごしたことなどを話してくださいました。
空襲の話、疎開先での話、鐘紡(カネボウ)の工場で軍服を作った話、お母さんが竹槍の訓練に出ていた話など、ひよっこのわたしの中ではテレビのドキュメンタリーか映画、もしくは教科書の中でしか知るよしのないような生の話でした。
こんな素晴らしい方たちに囲まれて、わたしの方が「先生」などと呼ばれるのが本当に恥ずかしいような時を過ごさせて頂きました。
クラスの最終日には、大変恐縮なことに簡単なランチ会を設けてくださいました。
巻き寿司を用意してきてくださったり、サラダを作ってきてくださったり。 みなさんの愛が本当に嬉しかったです。
ありがとうございました! |
子どもたちの春休みが入るため、クラスを継続して続けることが出来ないのが申し訳ないです。
子育ての大先輩である生徒さんたちから、「小さい、小さいと思っていてもね、あっという間に大きくなっちゃうのよ。」、 「思えば、あの子育てで忙しかった頃が人生で 一番輝いていたよ。」、 「お子さんとの時間を大事にしなさいね。」、「巣立っちゃうと私の存在なんて無いみたいなもんよ。」などなど、、。 励ましのことばをいただきました。 はい、肝に銘じます、、。
でも皆さんとの時間もかけがえのない財産です。
次回は夏クラスとして5月より開催いたします。
どうぞまた、宜しくお願い致します。
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