2010-04-25
穀雨
「穀雨(こくう)」とは、中国で使われた季節を知る術である二十四節気(にじゅうしせっき)のうちの一つで、一年を24の節気に分けています。 そして今の時期、5月の4日くらいまでは、この「穀雨」の時期になっています。
「雨が降って 百穀を潤す」というように、春の雨は穀物の成長には欠かせない恵みの雨な訳です。
カリフォルニアの通常の雨期は、冬ですが、今年は4月になっても未だにパラパラと雨の恩恵を受けてます。 今週もちらりちらりと雨マークが付いてます。 わたしとしては、お庭に水をやる手間が省けるので、雨マークが嬉しくて仕方ありません。 まさにエンジョイ「穀雨」っていうわけです。
そして久しぶりにフラリと立ち寄ったベトナムマーケットで見つけたもの。
まさに穀雨の旬にふさわしい、生タケノコ!!!!
日系マーケットでも出回りますが、とても手の出せるお値段ではありません。 ベトナムマーケットだと、このサイズで2ドルするかしないか。 安い!
時折、缶詰のたけのこを使って、筍ごはんを炊きますが、むすめたちはわざわざ、たけのこをよけるので小さいサイズで十分です。
さて何にしよう。
売り場を見回すと、タイ茄子もありました。
よし。
たけのこ入りタイカレーに決定!
米のとぎ汁であくを抜いて。
材料を揃えて。
(手前があく抜きしたたけのこ。 皮を剥いたら、かわいいサイズ!)
あっという間に食べました。
生タケノコは、コリコリシャキシャキ、やっぱりおいしい! むすめたちも今回はよけることなく完食。
7才の次女には、タイカレーは辛すぎるので、日本の甘口のカレー粉をグリーンカレーのペーストの代わりにしました。
旬の食材をいただくということは、季節の生み出すエネルギー、すなわち自然のエネルギーを体に蓄えるということです。
季節によって弱った体や、季節によって受ける体への影響を旬の食材を通して中和させていくのです。 自然の恵みに感謝せざるを得ません。
わたしたちは、大きな自然の愛の中で生かされているということを少なからず実感できるひとときです。
免疫強化、自然治癒力強化にもつながる旬の食材。 どんどん取り入れましょーーー!
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