クラススケジュール

2010-08-16

身を委ねてきました。 その1

ちょっと遅くなってしまいましたがキャンプ報告。

行き先はシエラネバダ山脈。  湖水地方。  マンモスレイク! ルート395を5-6時間かけて、ひたすら北上。

途中、歴史の勉強しにマンザー強制収容所に寄り、アメリカ本土では一番高い、Mt.Whitney (4418m) を眺めながら、この辺りでは有名なパンやさんで休憩。







美しい湖水を眺めながら、ようやくキャンプ場にたどり着き、勇んでテントを広げるやいなや、あら、ポールが無い????????

どうやらテントの骨組みである、テントのポールを忘れてきた模様。  ガチャガチャ音がしていたので、入っていると思いきや、音がしていたのはテントを地面に貼り付けるクイのみ。

あら、どうしましょう。 日暮れまであと、3時間。  何だか頭がボーゼン。  もう、ぎゃははははーーと、笑ってしまいたくなる状況。

今更、取りに戻る距離でもなく、新しくテントを買いに行くには山奥すぎ。  これから街に戻ってモーテル探し????? などなど頭をよぎりつつも、ここはヨガを修行中のヨギーママ。 決して慌てません。

不思議なことに誰も騒ぎません。  あー良かった。  まー、こんなところで試されなくてもと思いつつ、


「大丈夫、大丈夫。 守られてるから。 大丈夫。 大丈夫。 何とかなるから。 大丈夫、大丈夫。  乗り越えられない試練はないから~♪」

と心の中でブツブツ。

誰もさわがないのをいいことに平静を装いつつ~。 タンタンとお荷物の片付け。 肉が腐るぅ~と、火おこし準備。

幸い、わがやのくるまはRV。  最悪、車中泊かね、なんて思っていると、日除けのパラソル発見!

つかえる~~~♪!!

早速、テントの下に設置。   だんなさんの「そんなんやってもムダだよ。」と言いたげな無言の視線をかわしながら、むすめたちと明るく希望をパラソルに託す。

何かしっかりパラソルを止められるものはないかね~~なんて、脳天気に設置に励むや、あった!!!!!   袋入り、ウッドチップ!!!!!  BBQ用。


これだーーーー!   パラソルをウッドチップにぶっさし、見事テントの完成。

(ちょっとだけ、ふざけたテントの張り方をお披露目。)

これが無事、3泊4日、強風の中でも持ったんだな。  不思議と。


とりあえず、寝返り打ってポールにぶつかるとテントごと崩れるという危険性を伴うので、2人テント、2人車中泊に振り分け。

車はシートごと倒せて平たくなるタイプなので、そのまま簡易ベットに早変わり。  車に寝るのが初めてのむすめたちは、これまた大喜び。
 
がはははははー!


与えられた環境の中で何とかするのが、ヨギーの見せ所。

守られているんだ、と強く意識することで突破口が開かれる。

ほらね、やっぱり、と、試されていることにも感謝のみ。

大丈夫。  大丈夫。



 夜はバーベキューにマシュマロ。  普段ヨギーママを持つ家族には、手の遠い存在。   思う存分堪能した後は、満点の星空。 

にんげんなんて、ちっぽけな存在。

自分は宇宙の一部なんだと思える時。

手に届きそうな大量の星の夜空を見上げれば、悩みなんて、なんてちっちゃいことなんだと思えてしまう。

だから自然の野宿はやめられない。


つづきはまた。

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