クラススケジュール

2010-08-24

うどん打ちとハンマートゥ


一体、どういうタイトルなんだ?っていう感じですが、こういう感じです。




きったない足ですいません。  何をしているか、はい、うどん踏みです。


この夏、知り合いのおねーさんに、パン作りを教えてくれと頼まれまして。


わたしのパン作りは至って素人、こねはブレッドマシーンにおまかせのなんちゃってパン。  それでも以前に作っておすそ分けしたあんぱんをとても気に入ってくれ、夏の間、むすめたちとフラフラしている間のスキを付かれたのです。


夏にオーブンを使うこと自体、気乗りしなかったのですが、どうせやるなら手ごねでやるか、と。
付かれたスキに応じることにしました。


おねーさんと一緒にパン生地をコネコネ。すると、おねーさんの手ごねの手つきのあざやかな事!


陶芸に手を出したことのあるわたしから見るとその手はまさに「菊練り」。


調子に乗って、ぎょうざの皮までこねてもらってしまいました。


聞くところによると、香川のうどんをこねたことがあると。


えーーーー!! ということで、夏休みも終盤。  うどん打ちイベント開催と相成りました。


使った粉は、コリアンの粉。  何かおいしそうな、絵のみで判断。  これなら、うどんが作れるな、と。
唯一の救いは、"Wheat Flour"と英語で書かれていたこと。  セールで$3.99.




 うどん作りに必要なのは、粉と塩と水だけ。    塩水を少しずつ粉に混ぜ、コネコネ。






そして、まんまるに。  なんて芸術的。



それから袋に入れて、うどん踏みです。 むすめの友だち、遊びに来た近所の子どもも飛び入り参加。




見事な足の指です。  みなさんは、このように足の指を自由自在に開いたり閉じたりすることが出来ますか??




こんな開き方は、ヨガの立ちポーズでは基本です。   足の指を大きく開き、足の裏、指先を大地に踏みしめるのです。  同時に土踏まず、くるぶしを引き上げ、膝頭、腿を引き上げて足の形を均等にしていきます。


わたしの足がハンマートゥで、 足の指を開くことが出来ない、と気がついたのは、ティーチャートレーニングを取っている最中でした。


指がやたら長く、関節部分がくの字に曲がり、OL時代のヒールのツケで、指先同士がくっついたまま。  曲がった関節部分にタコが出来るのは当たり前。


足が細長く伸びるばかりで、中学時代の上履きは半年も経たないうちに親指部分に穴が空きました。 


日常生活に問題なかったのでほっておいたのですが、 ヨガを真剣に始めてからは、足の指を閉じたり開いたり、時には、親指だけを前にしたり後ろにしたりする簡単な動きがわたしにはまったく出来ないと気づいたのです。


すると足指をしっかり開いて立つことが出来ないために、足の裏に均等に体重をかける、というごく簡単な動きすらも ままならず、おぼつかない体勢で立っているということがわかりました。


下手をすれば体全体の歪みに関わる問題です。


何とかしなくてはと、使い始めたのが、五本指ソックス。  それとペディキュアの際、足の指の間に差し込むセパレーターの常用。 


足の指のマッサージを施し、神経を行き渡らせるように意識した生活を心がけました。


すると半年程度で親指以外の足の指が意思どおり開けるようになってきました。  曲がっていた関節も伸び始め、平らにビヨンと伸びるように。  やれば出来るもんですね。


むすめたちの足には及びもしませんが、わたしにとっては大きな成果です。


お子さんをお持ちのお母さん、子どもの足の成長には特に気を付けてあげてくださいね。 とても見逃しやすいところです。


ヒールや、先が尖った靴を愛用される方は要注意です。   ツケは後からやって来ます。




そして、うどん踏み。


踏むときは、かかとを揃えてうどんの種の真ん中に立ち、かかとを軸にしながら体を回転させていくといいそうです。   専門的に言えば、「菊練り足踏みバージョン」です。  もちろん、足の指は開いてくださいね!


それから、まとめた種を数時間寝かせ、今度は棒で伸ばしていきます。




 飛び入り娘、伸ばしを手伝う。



伸ばしきったところで、何枚かにたたみ、切り込んでいきます。



普通の包丁でがんばりました。




捏ねたり、伸ばしたり、切ったり、ゆであげたりをみんなの共同作業ですすめ。

こりゃー、むすめたちが切ったやつだな。(ということにしておこう。)


ついには試食タイム。  




んーーーーーーーーーーー!!! ソーーーーーヤミーーーー!!!(so----yummmyyy!!)


ん・まぁ~~~!!!!! って感じで近所のアメリカ人のお子さんまでをもノックダウン。

むすめたちも目を見開き、笑いが止まらない様子でした。


いや、この手打ち、ほんとにおいしかったんです。   もう、日本に帰らなくてもイイ!と思わず叫んでしまいました。


巷の高価な手打ちうどんは、もう食べられないでしょう。  こんなに気軽に作れちゃったんですもの。


ポイントはやはり捏ね方にあるようです。   お足さまさまバンザーーイ、な、うどん打ちでした。



<付け合わせは、採れたてのお野菜で。 中華風冷やしでいただきました♪>

0 件のコメント :

コメントを投稿