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昨日のアーユルヴェーダ続編で、長すぎて書き残したことがあります。
それは、どのドーシャタイプの人にも、お薦めなのが白湯をとることです。
日本では「白湯ダイエット」というのが流行っているらしいですが、これはデトックスという観点から理にかなっています。
アーユルヴェーダ的に何故、白湯なのか。
アーユルヴェーダは、万物(ばんぶつ) のエネルギーを利用した考え方ですが、この白湯にはそれらの万物の力が込められているのです。
まずは、水。 そしてそれに加える熱(火)。 空気に当てることで冷ましていく過程。
このようにして万有飲料が出来上がるのです。
昔から良く言われますよね。 病人には白湯。 赤ちゃんには白湯。 そしてアーユルヴェーダでは、乱れたドーシャのバランスを整えるために白湯の力を借り、体の調整をするのです。
白湯は、体の冷えを取り体温を高める働きをします。 体内の血行を良くし、基礎代謝をあげるので、脂肪燃焼しやすくなり、「白湯ダイエット」となるわけです。
一日適量の白湯(カップで5杯までと言われています)は、内臓機能を温めて消化促進、便秘の解消、 毒素排出となります。
巷の世界では、「オーガニックな食べ物は庶民には届かない」 、神さまは貧乏人を見捨てるのか、とも言われます。 ならば、「安価な白湯を飲みなさい」。 体にたまった毒素成分を排出することができるからです。
白湯を飲むコツは、ゆっくりと宇宙のエネルギーを体に取り込むように感謝しながらいただくことです。
わかりづらい料理法でも手に入れづらい食品でも圧力釜を必要とするものでも高価なものでもありません。
「シンプルであること」
流行にとらわれず、自分の心身深くに取り込んでいく万物の力を体で味わってみてください。
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